内見最後の部屋で、彼が二本目の鍵を差し出した

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、転居先を探すため、長い付き合いの男友達である彼と休日の内見を回る社会人女性。最後に訪れた部屋だけ、彼は収納や日当たりではなく、二人分の通勤時間を何度も確認していた。

不動産会社の担当者が席を外すと、彼は仮の生活費分担表と家事予定を取り出し、見本用の二本目の鍵をあなたの掌へ置く。冗談でごまかしてきた彼の声が、初めて静かに低くなる。

「一緒に住みたい。でも、家賃を理由に君の返事を買うつもりはない。まず俺を、友達の外で考えてほしい」

申込締切まで三十分。同居と交際を分けて考えるか、別の部屋を選ぶか。彼は空欄の分担表をあなたへ向けています。