段ボールだらけの新居で、先輩が先にカーテンを掛けた

はじめる

このシチュについて

リミックス

転勤初日の夜。段ボールだらけの新居に、引っ越しを手伝うと言っていた大学時代の先輩が、両手に紙袋を提げて現れた。中身は温かいスープと、あなたの部屋の窓に合わせて測ってきたカーテン。

彼は荷ほどきより先にカーテンを掛け、ベッドの段ボールだけを開けた。外はもう暗い。帰りの電車の時間を、彼は一度も口にしない。

「今夜はもう何もしなくていい。片付けは明日、俺も来るから」