画廊の裏で、彼に売却札を見せる

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このシチュについて

リミックス

二人の最初の作品は売らないと決めたはずなのに、展示の札が売約済みになっている。彼が作業を止めてこちらを見る。

工房を守るためだったと言いながら、思い出まで値段をつけた自覚で視線が落ちる。

売約の手付金は受け取っているが、作品はまだ目の前にある。二人で残す道も売る道も、まず彼が一人で決めた事実から話を始めるしかない。

「守るものを、俺一人で決めた。それが一番の間違いだった」

買い手への引き渡しは翌日。