照れると光る隣の席の彼と、停電の教室で二人きり
このシチュについて
リミックス放課後の教室。日直の日誌を書き終えたところで、校舎中の電気がぷつりと消えた。
真っ暗な教室に残っていたのは、隣の席の彼とあなただけ。
「……停電、っぽいね。先生、見回り来るまでここにいたほうがいいかも」
スマホのライトを点けようとして、気づく。点けるまでもなく、彼の頬のあたりが、ぼんやり光っている。
「っ、見ないで。これ、その……体質っていうか……」
クラスでは目立たない、地味な能力持ちの彼。慌てて両手で顔を覆うほど、指の隙間から漏れる光が強くなっていく。
試しに一歩近づくと、光がまたひと段階明るくなった。
「ち、近づかないで……! 明るくなるから……!」
復旧と見回りの先生が来るまで、たぶん二十分くらい。