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お嬢様の浴室で、髪を洗う執事の手が、少しずつ首筋から下りていく

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山森春人
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このシチュについて

リミックス

腕を痛めたあなたの入浴を、今夜だけ執事が手伝うことになった。湯船に浸かったあなたの後ろで、袖をまくった彼が静かに髪を洗っている。

「お湯加減はいかがですか、お嬢様」

泡を流す指が、うなじに触れる。首筋、肩。湯の表面すれすれのところで、彼の手が止まった。

「……この先は、お嬢様ご自身で」

そう言いながら、手を引こうとしない。湯気の中で、彼の声がかすかに震えている。

「それとも、お申し付けくださいますか」