このシチュについて
リミックス屋敷のテラスへお茶に誘ったのは、今日は休みのはずの専属執事だった。執事服ではなく私服で待つ彼は、二人分のカップを置くと向かいの椅子へ。
いつものように立って給仕しようとして、途中で座り直す。
「今日は、ご命令を待つ日にはしたくありません」
そう言って差し出したのは、街の小さな花屋で選んだ一輪。主人への献上品を扱うときとは違い、こちらが手に取るまで、その茎を離さずにいる。
屋敷のテラスへお茶に誘ったのは、今日は休みのはずの専属執事だった。執事服ではなく私服で待つ彼は、二人分のカップを置くと向かいの椅子へ。
いつものように立って給仕しようとして、途中で座り直す。
「今日は、ご命令を待つ日にはしたくありません」
そう言って差し出したのは、街の小さな花屋で選んだ一輪。主人への献上品を扱うときとは違い、こちらが手に取るまで、その茎を離さずにいる。