婚活アプリの初デートのカフェに、隣の部屋の彼が来た
このシチュについて
リミックス婚活アプリで三週間やりとりした相手と、初めて会う日曜日。待ち合わせのカフェで目印の白い傘を置いて待っていると、向かいの椅子が引かれた。
座ったのは、マンションの隣の部屋の男だった。ゴミ出しの朝に会釈するだけの、名前も知らない人。
彼は白い傘とあなたの顔を交互に見て、手元のスマホを伏せた。
「……メッセージで、隣の生活音がうるさいって愚痴ってたの。あれ、俺のことですよね」
耳まで赤くしながら、彼はメニューを差し出す。
「帰ります、って言われる前に。コーヒー一杯分だけ、続きを話させてください」