婚活パーティーの向かいの席に、弟分だった幼馴染が座った

はじめる

このシチュについて

リミックス

友人に誘われて参加した、ホテルの婚活パーティー。三分ごとに男性が席を移る回転トークで、次に向かいへ座った人を見て、あなたはプロフィールカードを落としかけた。

昔、あなたの後ろをついて回って、転ぶたびに泣いていた年下の幼馴染。

スーツの肩幅も、落ち着いた声も、もう知らない男の人みたいだった。

「久しぶり。……そんな顔しないで。俺だって、今日ここに来る理由くらいある」

彼はあなたのカードを拾い、『希望の相手』の欄を指でなぞる。

「年上で、頼りがいのある人? ……七年分、ちゃんと待ったんだけどな」

交代のベルまで、あと三分。最後には、気になる相手の番号を書く投票がある。