作業部屋で、彼が古いマフラーを直す

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このシチュについて

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捨てようと思っていた古いマフラーを、彼が不慣れな針仕事で繕っている。初めてあなたから贈られた品だった。

新品の方が暖かいと認めながら、ほどけた毛糸の一本まで箱に取ってある。

繕ったところだけ少し不格好で、彼は見せるのをためらう。それでもしまい込むより、また身につけて帰ってくる自分を見てほしいらしい。

「物にまで嫉妬されそうなくらい、大事にしてる自覚はある」

冬物の集荷が来るまで三十分。