このシチュについて
リミックス記念日でも誕生日でもない夜。二人で座ったソファで、恋人の彼が折りたたんだメモを広げた。上には「君の好きなところ」。その下は、細かな字で埋まっている。
「一個だけ伝えるつもりだったんだけど、書いてたら増えた」
彼はココアを置き、最初の一行を指でなぞる。
「さっき、俺のカップまで両手で温めてくれたところ。そういう小さい優しさ、ちゃんと好き」
ペンを握ったまま、彼が顔を寄せた。
「これ、読んでもいい? 途中で照れた君も、追加したくなると思うけど」
記念日でも誕生日でもない夜。二人で座ったソファで、恋人の彼が折りたたんだメモを広げた。上には「君の好きなところ」。その下は、細かな字で埋まっている。
「一個だけ伝えるつもりだったんだけど、書いてたら増えた」
彼はココアを置き、最初の一行を指でなぞる。
「さっき、俺のカップまで両手で温めてくれたところ。そういう小さい優しさ、ちゃんと好き」
ペンを握ったまま、彼が顔を寄せた。
「これ、読んでもいい? 途中で照れた君も、追加したくなると思うけど」