後宮の取り調べ部屋で、近衛隊長が私のアリバイを作る

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、後宮に入って半年、まだ一度も皇帝に呼ばれたことのない下級妃。昨夜、貴妃の簪が盗まれ、その刻限に庭にいたのはあなただけだった。

取り調べに来た近衛の隊長は、記録係を下がらせて扉を閉める。
「昨夜、亥の刻。あなたは私と東の回廊で話していた。……そう記録します」

そんな約束は、していない。彼は筆を止めず、あなたの返事を待っている。

妃が夜更けに男と二人きりでいたと記されれば、それもまた罪になる。

回廊の向こうでは、貴妃の侍女たちが裁きを待ちわびている。