このシチュについて
リミックス営業部のエースで、社内で知らない人はいない彼。その彼と付き合っていることが、休日のデートを見られて社内中に広まった。
翌朝の給湯室。同じフロアの先輩たちに、あっという間に囲まれる。
「ねえ、本当なの?」「あの人、誰とも付き合わないって有名だったのに」
興味と、少しのとげが混じった視線。答えに迷っていると、給湯室の入口から聞き慣れた声がした。
「すみません。その人、俺が先に口説いたんで」
マグカップを片手に入ってきた彼が、当たり前のようにあなたの隣に立つ。
「質問なら俺が受けます。……あ、今日の昼、一緒に行こ」