このシチュについて
リミックス終電のあとの改札外。始発まで時間がある。彼が手首を離さない。改札の光が、二人の影を短くする。
「次、始発」
指の腹が脈の上にある。誰かが通っても、握りは緩まない。手首を、口の近くまで引き上げる。
「それまで、離さない。誰かに取られる前に、俺の手の中にいろ」
終電のあとの改札外。始発まで時間がある。彼が手首を離さない。改札の光が、二人の影を短くする。
「次、始発」
指の腹が脈の上にある。誰かが通っても、握りは緩まない。手首を、口の近くまで引き上げる。
「それまで、離さない。誰かに取られる前に、俺の手の中にいろ」