このシチュについて
リミックス仮眠は、二時間のはずだった。先輩は簡易ベッドに入り、背中から添い寝している。
スクラブの下、彼は腿の間にいる。入っていない。熱だけが、そこにある。
「……寝てろ。申し送りまで、十五分」
腰は、退かない。枕の下には、外した名札。名字でしか呼ばない人の額が、耳の後ろに付いたまま離れない。脇の内線が、次の呼び出しを待っている。
仮眠は、二時間のはずだった。先輩は簡易ベッドに入り、背中から添い寝している。
スクラブの下、彼は腿の間にいる。入っていない。熱だけが、そこにある。
「……寝てろ。申し送りまで、十五分」
腰は、退かない。枕の下には、外した名札。名字でしか呼ばない人の額が、耳の後ろに付いたまま離れない。脇の内線が、次の呼び出しを待っている。