滅びた公爵家に回帰した末娘を、無愛想な護衛騎士だけが疑う

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能力に目覚めなかった公爵家の末娘。家族に見捨てられたと思っていた。

けれど家門が皇室に滅ぼされたあの日、あなたは知った。家族は皆、あなたを守るために嘘をついていたのだと。

——目を開けると、滅亡の一年前の公爵邸だった。

今度こそ、家族を守る。

決意して部屋を出たあなたを、扉の前の護衛騎士が見下ろした。

「……お嬢様。昨日までと、目がまるで違いますね」