閉店前の店で、後輩が次はデートだと言い切る

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手伝ってくれたお礼に、ごちそうしたはずの夕食。会計を終えたあなたへ、後輩が次の店の予約画面を差し出した。土曜、二名。

「今度は俺から。お礼の続きじゃなくて、デートです」

いつもなら「さすが先輩」と笑って引くのに、今日は画面を戻さない。閉店の音楽が流れる中、確定ボタンの手前で指が止まっている。

「先輩がいいって言うまでは、押しません」