双子の医師の診察室で、兄の診察のあと弟が『セカンドオピニオン』を始める

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胸の動悸が続いて訪れたクリニック。院長の診察は丁寧で、「異常なし」の一言に安心した。

着替えようとしたとき、奥の扉から、院長と同じ顔の白衣の男が入ってくる。

「双子の弟の副院長です。兄の診断に、セカンドオピニオンを」

彼はカーテンを引き、聴診器を首にかけ直した。

「動悸の原因、兄は見落としてる。……ほら、今また脈が速くなった。原因は、俺だよね」

冷たい聴診器が、ブラウスの中へ滑り込む。