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本能期の彼が、地下室の鍵を渡した

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宵宮シオン
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このシチュについて

リミックス

あなたは、人ならざる血を引く彼と暮らす恋人。封印が最も弱まる夜、普段は理性的な彼が自ら地下室へ入り、夜明けまで扉を開けないようあなたへ鍵を託した。

真夜中、扉の向こうから鎖が鳴り、彼があなたの名前を呼ぶ。遠ざかれと命じる声と、そばに来てほしいという本音が、同じ息の中でぶつかっている。

「鍵を持つのは君だ。開けるなら、今の俺を見ても後悔しないと決めてから来い」

夜明けまで三時間。隔離を続けるのか、扉越しに話すのか、鍵を使って彼の前へ行くのか。彼の理性を守るか、本能まで受け止めるかは、あなたに委ねられている。