異種族シチュ: 67件
異種族のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 67件のシチュから選べます。
闇市の競売で私を落札した堕天使が、『翼の手入れ係』だと言って羽を一枚ずつ預けてくる
人と人ならざる者が混ざって暮らす、夜の王都。闇市の競売で、あなたを最高値で落札したのは、黒い翼を持つ堕天使だった。
連れてこられた塔の最上階。彼は窓辺の長椅子に腰を下ろすと、片方の翼を、あなたの前にゆっくり広げた。
艶のない、傷んだ黒い羽。ところどころ、抜け落ちている。
「お前を買った理由は一つ。この翼の手入れ係だ」
命令する声は冷たいのに、翼の付け根だけが、わずかに震えている。
彼は抜けかけた羽を一枚、自分で引き抜いて、あなたの手のひらに落とした。
「堕ちてから、誰にも触らせたことはない。……触れられると、俺がどうなるか。知りたければ、確かめろ」
ワンルームで、拾った狼が人の姿のまま満月まで居座る
あなたは、ワンルームで一人暮らしをしている会社員。三日前の雨の夜、公園で震えていた大きな犬を、放っておけずに連れて帰った。
今朝、目を覚ましたら、玄関マットの上に、知らない男の人が丸まっていた。
灰色の髪。頭の上に、三角の耳。腰のあたりで、ふさふさの尻尾が床を叩いている。
「おはよ!」
跳ね起きた彼は、あなたの顔を見て、嬉しそうに笑った。
「俺、狼。満月の夜だけ人になれるんだけど、今回はなんか、次の満月まで戻れないっぽい」
「だから一か月、ここに置いて。拾ったの、あんたでしょ?」
尻尾が、ぶんぶん揺れている。
「……あと、俺、狼だから。犬って言われたの、ちょっと根に持ってる」
古城の地下で、目覚めた吸血鬼が私の名前を呼ぶ
あなたは、文化財調査の研究員。山奥の古城の地下で、封印された石棺の調査を任された。
照明を当てて、蓋の目地を測っていたとき。
石が、内側から押し上げられた。
起き上がったのは、色の抜けた髪の、若い男。古い衣装、青白い指。三百年前の肖像画と同じ顔。
彼はあなたを見て、ゆっくり瞬きをした。
そして、名乗ってもいないあなたの名前を呼んだ。
「……やはり、また来てくれた」
乾いた唇から、牙が覗く。飢えているのが、見ただけでわかる。
押しのけられた石棺の蓋の内側に、あなたの名前が、爪で何百回も刻まれていた。
それなのに彼は、口元を手で覆って、あなたから一歩離れた。
「三百年、君以外の血は飲まないと決めて眠った。……今さら、ほかのもので満たされたくない」
山奥の村の祠で、守り神が『百年ぶりの花嫁』と迎えに来る
あなたは、母の生まれた山奥の村を初めて訪れた会社員。人手の足りない夏祭りの準備を、来られない母の代わりに手伝いに来た。
夜、眠れずに外へ出ると、村はずれの古い祠に、灯りがともっていた。
鳥居の下に、白い着物の男が立っている。銀色の長い髪。人とは思えないほど整った顔。足元には、狐の尾のような影が揺れていた。
「……ようやく、来たか」
彼はあなたを見て、心底ほっとしたように笑った。
「この村の娘は、百年に一度、わしの花嫁になる約束だった。あなたの曾祖母の代で、その約束は破られた。それから、ずっと待っていた」
石段を一段下りて、彼はあなたの前に跪き、手を差し出した。
「だが、無理には連れていかない。百年待ったのだ、あと三日くらい、待てる」
祠の灯りが揺れる。
「三日後の祭りの夜まで。その間に、わしを見て、決めてほしい」
修道院の裏庭で、吸血鬼が聖女の血をひと口だけねだる
あなたは、山の修道院で暮らす聖女。夜ごと、裏庭の薔薇に水をやるのが習慣だった。
今夜、薔薇の陰に、男が倒れていた。白い肌、乾いた唇、牙。吸血鬼だ。もう何日も、血を飲んでいない。
聖女の血は、吸血鬼にとって毒になる。飲めば、内側から焼かれる。それは、彼も知っているはずだった。
なのに彼は、あなたの手首を見つめて、かすれた声で言った。
「……ひと口でいい」
自嘲するように笑うと、牙が月明かりに光った。
「焼けるのは、知っている。だから、ずっと、この修道院の外で我慢していた」
あなたの指先に、冷たい唇が触れる。それ以上は、近づいてこない。
「でも、もう、あなた以外の血は、飲めなくなってしまった」
魔王城の玉座の間で、魔王が聖女の浄化を毎晩おかわりする
あなたは、魔王を浄化するために、たった一人で魔王城へ送り込まれた聖女。
一晩目、玉座の間で全力の浄化の祈りを捧げた。魔王は膝をつき、苦しげに呻いた。
二晩目も、三晩目も、同じだった。
四十日目の今夜。玉座の間に入ると、魔王はもう、玉座の前にクッションを置いて正座して待っていた。
「遅い。今日は来ないのかと思った」
祈りを始めると、光の中で目を細めて、気持ちよさそうに息を吐く。黒い角が、なんだか前より艶々している。
「……あなた、浄化、効いてます?」
魔王は目を逸らした。
「効いている。とても。だから、毎晩来い」
それから、小さな声で付け加える。
「……王国から帰還命令の手紙が来ていただろう。あれは、燃やしておいた」
20+
騎士団の執務室で、狼の副団長が生理中の私から離れない
あなたは、獣人騎士団で唯一の人間の書記官。
今朝から生理が来て、少しだけ体が重い。
もちろん、誰にも言っていない。
なのに、執務室に入ってきた狼獣人の副団長が、扉の前でぴたりと止まった。
銀色の耳が、ぴくりと動く。
「……匂いが違う。どこか怪我をしたのか」
「し、してません!」
彼は眉をひそめたまま、あなたの机のまわりを一周して、椅子のすぐ横に腰を下ろした。
「なら、今日は俺がここにいる。団員を近づけない」
290+
森の祠で竜の赤ちゃんを拾ったら、竜王が迎えに来た
あなたは、森の外れの村で薬草を摘んで暮らす娘。
古い祠で、卵の殻をかぶったまま泣いている赤ん坊を見つけた。
小さな角と、銀色のうろこ。抱き上げると、ぴたりと泣き止んだ。
そのとき、空が暗くなる。
祠の前に降り立った長身の男が、金色の瞳であなたを見下ろした。
「人間。それは我が子だ。返せ」
差し出した途端、赤ん坊は火がついたように泣き出す。
竜王は眉をひそめ、あなたと我が子を見比べた。
「……仕方ない。お前ごと城へ来い。今夜中にだ」
120+
事故で死にかけた私を、悪魔が「契約すれば助ける」と覗き込む
雨の交差点。ヘッドライト。ブレーキの音。
気づくと、あなたはアスファルトの上で、動けずに空を見上げていた。
雨粒が、空中で止まっている。信号の光も、通行人も、すべてが静止していた。
その中で、ひとりの男だけが歩いてくる。黒いコートに、夜より黒い翼。
彼はあなたの横にしゃがみこみ、濡れた前髪を指でよけた。
「死にかけてるね。……かわいそうに」
口元だけで笑い、手を差し出す。
「契約しよう。君の命を助けてあげる。代わりに——君の心を、ひとつだけもらう」
東の空が、かすかに白みはじめている。
「夜明けまでに返事をくれないと、時間が動き出すよ」
60+
魔界の王子に、花嫁候補としてさらわれた
誕生日の夜、ひとりで飲んだ帰り道。
鏡のように光る水たまりを踏んだ瞬間、黒い霧に足を絡め取られた。
気づくと、あなたは赤い月が浮かぶ空の下、黒い城の大広間に転がっていた。
玉座から降りてきたのは、角を持つ美しい青年。
「ようやく来たか。俺の花嫁候補」
彼はあなたの顎を指で持ち上げ、楽しそうに目を細めた。
「人間界への扉が開くのは、一ヶ月後の新月の夜だけだ」
その声は甘く、逃げ道を塞ぐように低い。
「それまでに、俺を選ぶか、ほかの奴に奪われるか。……せいぜい楽しませてくれ」
20+
恋を知らない天使のホストクラブで、新人天使の初めての指名客になった
終電を逃した夜、路地裏の小さな扉に、光る文字が浮かんでいた。
『真実の愛で、おもてなし』
中は、白い羽を背負った美しい男性たちが接客するホストクラブ。誰も恋愛をしたことがない、本物の天使たちの店らしい。
適当に指名したのは、羽が少し小さい新人。
彼はあなたの前で緊張した顔のまま、グラスに水を注いだ。……こぼした。
「すみません! 僕、まだ一度も指名されたことがなくて」
真っ赤になった彼は、小さな声で打ち明けた。
「今夜中に『好き』っていう気持ちを知らないと、僕、天界へ送り返されるんです。……教えてくれませんか」
拾った黒猫が、朝起きたら人間の青年になっていた
雨の夜、アパートの階段の下で、濡れて震える黒猫を拾った。
タオルで拭いて、牛乳を温めて、一緒の布団で眠った。
——翌朝。
腕の中にいたのは、黒髪の青年だった。
寝ぼけた金色の目が、あなたを見上げる。
「……おはよ。昨日の牛乳、ぬるかった」
悲鳴を上げかけたあなたの口を、彼の手がそっと塞ぐ。
「大声出すなって。俺だよ、昨日の猫」
彼は首をかしげて、困ったように笑った。
「人間の姿でいられるの、たぶん七日だけ。……その間、俺のこと、どうする?」
90+
『最後の晩餐』として吸血鬼の王に買われたのに、ごちそうを出されるだけ
人買いの競りにかけられた私を、吸血鬼の王が買った。
『最後の晩餐』にするために。そう聞かされていたのに。
七日目の夜も、長いテーブルに並んだのは、私のためのごちそうだけだった。
向かいの席で、彼は何も口にせず、頬杖をついて私を眺めている。
「食べろ。……もう少し、肉がついてからにする」
そう言う彼の顔色は、日に日に青白くなっていく。
140+
鬼の花嫁は、百日目に食べられる約束
村を守る代わりに、私は山の鬼のもとへ嫁いだ。
掟は一つ。百日目の満月の夜、鬼は花嫁を食べる。
なのに九十日間、彼は私に指一本触れなかった。着物を贈り、温かい食事を並べ、ただ私が笑うのを見ているだけ。
九十日目の夜、縁側で月を見上げながら、彼が言った。
「あと十日だな。……逃げたいなら、今夜だけ門を開けておく」
180+
閉館後の水族館で、水槽の人魚が私の手首をつかむ
閉館後の水族館。非常灯だけが灯るバックヤードに、関係者以外は知らない水槽がある。
中にいるのは、半年前に網にかかった人魚の男。あなたはその夜間飼育員。
彼は誰の前でも水底に沈んだまま、一度も声を聞かせたことがない。それなのに、あなたが給餌に来る時間だけは、なぜか水面の近くで待っている。
今夜、餌のバケツを置いた瞬間、濡れた手があなたの手首をつかんだ。
「明日の朝、俺は研究所に運ばれる」
初めて聞く声は、思っていたより低かった。
「その前に一度だけ、海を見せてくれ。……おまえとがいい」
190+
夜間の獣人医院で、狼頭の大男が『噛まないから触ってくれ』
獣人の街の外れにある、夜間だけ開く小さな医院。当直医はあなた一人。
閉院の札を下げかけたとき、扉が乱暴に開いた。
入ってきたのは、耳や尻尾どころか、顔まですっかり狼の大男。灰色の毛並みに古傷がいくつも走り、右の前腕からは血が落ちている。街で噂の賞金稼ぎだ。
彼は診察台に腰を落とし、牙をのぞかせたまま低く唸った。
「……噛まない。だから、触ってくれ」
差し出された腕は震えている。痛みのせいか、怖がられることに慣れすぎたせいか。
夜明けには、彼を追う連中が街に入ってくるらしい。
「ほかの医者は、俺の顔を見ただけで逃げた。……あんたは逃げないのか」
120+
白い雛の姿で捨てられた私を、白虎家の当主が懐に入れて離さない
初めての獣化の日。
朱雀家の娘なら、紅い羽を広げるはずだった。
けれど私の体を包んだのは、真っ白な、ふわふわの綿毛。
「偽物だ」——その一言で、私は家門から捨てられた。
雪の降る峠道。小さな雛の姿のまま、もう鳴く力も残っていなかった。
不意に、大きな手が私をすくい上げた。
温かい外套の懐。馬の揺れ。頭の上から、低い声が落ちてくる。
「……動くな。落ちる」
白虎家の当主。冷酷だと噂される人が、指先でそっと、私の綿毛を撫でた。
「もう少しで着く。着いたら、温かいものを食べさせてやる」
隣の部屋の無愛想な教授は、四百年前に地球へ来た人だった
スキャンダルで炎上中のトップ女優。それが今のあなた。
マネージャーとも喧嘩して、ワインを一本空けて帰った深夜。マンションの廊下でヒールが折れ、体が大きく傾いた。
——床にぶつかる、と思った瞬間。
世界から音が消えた。舞い上がった髪も、落ちていくスマホも、宙で止まっている。
その中で、ただ一人動いていたのは、隣の部屋の大学教授だった。
「……見えているのか、これが」
彼はあなたを抱きとめたまま、驚いたように目を細める。
四百年前、この星に取り残された男。故郷へ帰る星が近づくのは、三か月後。
「今のは、忘れてください。酔っていたんでしょう」
20+
九百年生きた不死の彼の胸の剣が、なぜか私にだけ見える
誕生日の夜、冬の防波堤。
コンビニのケーキに一本だけ立てたろうそくを、願いごとと一緒に吹き消した。
「……呼んだか」
振り向くと、黒いコートの男が立っていた。さっきまで、誰もいなかったはずなのに。
そして彼の胸には、柄まで深く刺さった一本の剣。
「その剣、痛くないんですか」
そう言った瞬間、男の顔から余裕が消えた。
九百年、誰にも見えなかった剣。それが見える者だけが、剣を抜ける。抜けば、彼はようやく終われる。
「……もう一度言ってくれ。何が、見える?」
50+
眠れない夜の公園で、吸血鬼の彼が『今夜は、惚れさせる』
眠れない夜、ひとりで歩いていた深夜二時の公園。ブランコに座っていた彼が、あなたを見て笑った。
「夜ふかしは楽しいよ。……ねえ、俺、吸血鬼なんだ」
冗談だと思ったのに、街灯の下で唇から覗いたのは、確かに牙。
「でも、惚れてない子の血はまずいんだよね。だから今夜は、惚れさせる」
彼はあなたの手を取り、誰もいない夜の街へ連れ出す。
「夜明けまでに、君が俺に吸ってほしくなったら、俺の勝ち」
80+
生贄の花嫁として来た屋敷で、吸血鬼が『首は誰でも吸う。……つまらない』
教会の決めた生贄の花嫁として、あなたは吸血鬼の屋敷に送られた。
初めての夜、天蓋のついた寝台の上。屋敷の主は、あなたの首筋に鼻先を寄せたまま、牙を見せない。
「首は誰でも吸う。……つまらない」
冷たい指が、ドレスの裾をゆっくりたくし上げていく。
「一番甘い血が流れている場所を、自分で教えろ。言えなければ、夜明けまでに俺が全部試して探す」
30+
満月の夜、シェアハウスの吸血鬼が『少しだけ』と私の部屋の戸を叩く
シェアハウスの一番奥の部屋に住む、夜しか起きてこない同居人。彼が吸血鬼だということは、住人の間では暗黙の了解だった。
満月の夜。深夜二時、あなたの部屋の戸が叩かれる。
「……起きてる? ごめん。少しだけ、開けて」
開けた途端、彼は戸口に額をつけて、荒い息を吐いた。夜明けまで、あと三時間。
「満月の夜は、我慢がきかないんだ。他の部屋には行かない。……君の匂いがするほうに、勝手に足が向いた」
赤くなった瞳が、あなたの首筋に落ちる。
「少しだけ。……少しで済まなかったら、殴ってでも止めて」
家賃を三ヶ月滞納した吸血鬼の店子が、『代わりに、夜を払う』と言う
祖母から継いだ古いアパートの大家になって一年。二階の角部屋の住人は、昼間は一度も姿を見せない。
三ヶ月分の家賃の催促に、深夜、部屋をノックした。
「すまない。現代の金というものが、どうにも貯まらなくてね」
燭台の灯りの中、美しすぎる男が、困ったように笑う。開いた口元に、尖った牙が覗いた。
「代わりに、私の夜を払おう。……君が眠れない夜は、朝まで話し相手になる。悪くない取引だろう?」
献血ルームの閉室間際に毎回来る青白い彼が、私の腕だけを見ている
献血ルームで看護師として働いて半年。閉室五分前になると、決まって来る男性がいる。
青白い顔、季節外れのロングコート。問診票はいつも白紙のまま。そして今夜も、献血はせずに帰ろうとする。
「……今日は、やめておきます」
そう言いながら、彼の視線は、さっきの採血で袖をまくったままの、あなたの腕に落ちていた。
「あなたは、自分の血の匂いがどれだけ甘いか、知らないでしょう」
