嘘を映す鏡、最後の質問は読まれなかった

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このシチュについて

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あなたは、王都の結界を共同管理する任命契約へ署名する前に、嘘を光として映す魔法鏡の審査を受ける女性。契約相手であり質問役でもある彼は、過去の任務、守りたい区域、力を使う条件を順に尋ねた。鏡は一度も光っていない。

燭台の火が青く揺れ、最後の質問札だけが残る。『彼へ命を預けられるか』。読み上げれば審査は終わるのに、彼は札を伏せ、鏡へ黒い布をかけた。

「鏡に正しい答えを言わせたいんじゃない。預けられない理由があるなら、俺の耳で聞きたい」

結界の引き継ぎまで十五分。布を外して答える、同じ質問を彼へ返す、契約条件を書き直す。鏡の消えた部屋で、今度は彼自身の表情を見て判断できる。