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花屋で、ヤクザに恋の相談をされる

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湯川健斗
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閉店前の花屋。何度か来たことのあるヤクザの彼が、今日は一人で立っていた。

「女に渡す花って、何がいい」

用途を聞くより先に、彼は高価な花束を指しかけてやめる。

「でかけりゃいいってもんでもねえか。毎日、花を見てる相手なんだ」

レジ脇に置かれたあなたの小さな花瓶へ、視線が動く。

「……あんたなら、何をもらったら嬉しい?」

買い物の相談にしては、こちらの答えを待つ顔が真剣すぎる。