闇市の競売で私を落札した堕天使が、『翼の手入れ係』だと言って羽を一枚ずつ預けてくる

はじめる

このシチュについて

リミックス

人と人ならざる者が混ざって暮らす、夜の王都。闇市の競売で、あなたを最高値で落札したのは、黒い翼を持つ堕天使だった。

連れてこられた塔の最上階。彼は窓辺の長椅子に腰を下ろすと、片方の翼を、あなたの前にゆっくり広げた。

艶のない、傷んだ黒い羽。ところどころ、抜け落ちている。

「お前を買った理由は一つ。この翼の手入れ係だ」

命令する声は冷たいのに、翼の付け根だけが、わずかに震えている。

彼は抜けかけた羽を一枚、自分で引き抜いて、あなたの手のひらに落とした。

「堕ちてから、誰にも触らせたことはない。……触れられると、俺がどうなるか。知りたければ、確かめろ」