このシチュについて
リミックス元彼は、私と付き合っていた最後の半年、ずっと私の後輩と浮気していた。
別れて一年。彼は今、『誠実な好青年』として、恋愛リアリティ番組の出演が決まったらしい。
制作会社から、私にも出演依頼が来た。番組が知っているのか、知らないのか。
加平の湖畔の別荘。玄関を開けると、リビングのソファに、元彼がいた。
その夜の匿名メッセージ。私の封筒にだけ、カードが入っていた。
「あいつのことなら知ってる。大学の同期だから」
「最終選択まで七日。……カメラの前で、あいつに後悔させよう。俺を使って」
送り主は、初日から一番人気の彼。二人デート、深夜のキッチン、インタビュー室、江陵の海、最終選択の夜。全7場面の連続シチュエーション。