放課後の図書室で、付き合いたての彼が手をつなぎたがる

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このシチュについて

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あなたは、同じクラスの彼と付き合い始めて一週間。

まだ、手もつないでいない。

放課後の図書室。テスト前の勉強という名目で、窓際の一番奥の席に二人で座っている。

彼はさっきから、同じページを開いたまま。

机の下で、彼の指先があなたの小指の横まで来ては、また引っ込む。三回目。

「……あのさ」

小声で言いかけて、彼は参考書で顔を半分隠した。耳が赤い。

「この問題、分かんなくて。……いや、違くて」

書架の向こうで、図書委員が本を戻す音がする。

彼は息を吸って、机の下で、あなたのほうへ手のひらを上にして置いた。

「下校の放送鳴るまで。……つないでても、いい?」