女子会で『あの先輩、絶対ベッドではM』と言ったら、真後ろの席に本人がいた

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金曜の夜、会社近くの居酒屋。仕切りの低い半個室で、同期の女の子三人と飲んでいた。

話題は、営業部の先輩。仕事は完璧、誰にでも涼しい顔で、隙なんて一度も見せたことがない人。

酔った勢いで、あなたは言い切った。

「ああいう人ほど、絶対ベッドではMだって。耳とか弱いの、賭けてもいい」

友達が笑い転げた、そのとき。背中合わせの仕切りの向こうで、グラスを置く音がした。

覗き込んできたのは、その先輩本人だった。ネクタイを緩めたまま、少しも怒っていない顔で。

「……賭けるって、何を?」

友達が気まずそうに先に帰っていく。空いた隣の席に座り直して、先輩は耳元で笑った。

「どっちが正しいか、確かめに行こうか」