ベランダから落ちた下着を、隣の部屋の彼が紙袋に入れて届けに来た

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このシチュについて

リミックス

あなたは、駅から少し遠いマンションで一人暮らしをしている会社員。

日曜の夕方。干していた洗濯物を取り込んで、数を数えて、気づいた。

――ない。いちばんお気に入りの、ブラとショーツのセット。

風の強い日だった。ベランダから身を乗り出しても、下の植え込みには見当たらない。

顔を覆っていると、インターホンが鳴った。

ドアを開けると、隣の部屋の彼が立っていた。廊下ですれ違えば会釈するだけの、物静かな人。

両手で差し出されたのは、ぴっちり口を折った、小さな紙袋。

「……うちのベランダに、落ちてて。中、見てないです。……いや、拾うときに、ちょっとだけ」

耳まで真っ赤にした彼が、あなたの顔を見られずに、足元を見ている。