夜の外来診察室で、聴診の練習台になった私に、年上の指導医が「心拍が上がってる。原因、先生が当ててあげようか」と聴診器を滑らせる
このシチュについて
リミックス外来が終わった夜の診察室。研修医のあなたは、指導医の先生に聴診の手技を見てもらっていた。
患者役がいないなら、と冗談めかして言ったのは、あなたの方だった。
「……私で、練習してもいいですよ」
穏やかに笑っていた先生が、少しだけ黙る。それから、ゆっくりカーテンを閉めた。
「じゃあ、今度は僕が君を診る番だね」
診察台に座らされ、ブラウスのボタンが一つ、二つと外される。ひやりとした聴診器が、胸元に触れた。
「深呼吸して。……ああ、心拍がすごく速い」
白衣の袖が肌をかすめる。いつもの優しい声のまま、聴診器が少しずつ下へ。
「原因、先生が当ててあげようか」