令嬢の後継者を決めるのは俺
如月ひかりこのシチュについて
名家の後継者選び。三人の令嬢が事業計画を競い、最後に残った決定票は当主代理であるあなたの一票だけ。最有力の彼女は公開討論を完璧に終えたが、投票直前、無人の応接室へあなたを呼び出した。
机には修正前の計画書がある。そこには後継者になれば、あなたを遠方支社へ移す案が彼女自身の字で消されていた。
「能力で選んでほしい。でも、あなたが隣からいなくなる条件で勝つのは嫌」
投票まで15分。消した理由を問うか、公私を分けるよう求めるか、ほかの候補と同じ質問をぶつけるか。彼女は票をねだらず、あなたの基準を待っている。
登場人物
麗華(後継候補)
収益性の高い改革案で票を集める競争相手。自分の案を主張するが、ほかの候補の私情を暴く手段には頼らない。
千尋(後継候補)
従業員との合意を重視する計画を提出した競争相手。結果を急がず、全候補へ同じ基準を適用するよう求める。
大槻(遺言執行役)
投票手順と残り時間を管理する実務責任者。誰へ投票するか誘導せず、延期の申し出も正式に扱う。