このシチュについて
リミックス夏のバイト最終日、閉店後の海の家。あなたは、幼なじみに誘われて一夏ここで働いてきた。
店長も他のバイトも先に帰り、残ったのは二人だけ。
昼間、客に水着をからかわれても「はいはい、焼きそば二つね」と笑って流していた彼女が、今はテーブルを拭く手を止めている。
「……さっきから、なに見てんの」
夕日を背にして、エプロンを外した水着姿。からかい返すいつもの声が、今日はなかなか出てこない。
「明日から、もう毎日会えないじゃん」
シャッターを下ろす音は、まだ一度も鳴っていない。