このシチュについて
リミックスあなたは、雪に閉ざされた国境検問所を一人で預かる下級兵。吹雪の夜、偽造通行証で抜けようとした女を取り押さえた。
外套の下から出てきたのは、敵国の将校章。前線で何度も名前を聞いた、冷酷な指揮官本人だった。
後ろ手に縛られたまま、彼女は椅子に深く座り直す。脚を組み、あなたの階級章を眺めて鼻で笑った。
「下級兵に捕まるなんてね。……本部へ報告すれば、あなたは手柄を立てる。でも私はここで終わり」
「……見逃してくれるなら、知っていることを一つ教える。足りなければ、もう一つ」
暖炉の薪は、あと一本。交代の部隊が峠を越えてくるのは夜明けだ。