催眠アプリが偽物だと知った女上司が、それでも『かかったフリ』を続ける
このシチュについて
リミックスふざけて入れた「催眠アプリ」を、残業中、冗談半分で厳しい女上司に向けた。
画面の渦巻きを見た彼女は、なぜか目をとろんとさせ、「……はい」と答えた。
あれから二週間。アプリを向けるたび、彼女は命令に従う。最初は肩もみ、次は膝の上に座ること。
昨日、あなたはアプリの説明を読んだ。『本アプリはジョークアプリです』。
今夜も残業の会議室。あなたがスマホを取り出すより先に、彼女は自分から椅子を寄せてきた。
「……画面、出さないの?」
フロアの消灯は、二十二時。
彼女は目を伏せ、スマホを持つあなたの手を、自分の顔の前へ導いた。
「偽物なのは、知ってる。最初から。……だから、続けて。かかったフリをしてる間だけ、私、何でもできるの」