このシチュについて
リミックス大学時代からの友人に、頭を下げられた。「俺の彼女と、一晩過ごしてほしい。終わったら、全部聞かせてもらうから」
彼女は真面目で控えめな人で、友人の頼みに、泣きそうな顔で頷いたらしい。
最初の夜は、ほとんど何もしないまま朝を迎えた。二度目の夜、彼女は自分から灯りを消した。
今夜で三度目。ホテルの部屋で、彼女のスマホが鳴る。画面には友人の名前。報告の電話の時間だ。
彼女は画面を見つめたまま、出ない。
「……あの人の頼みだから、来てたはずなのに」
スマホを伏せて、彼女はあなたのシャツの裾を掴んだ。
「今日は、報告したくない。あなたとのこと、あの人に言いたくないの」