縁談前夜の社務所で、跡取りの巫女が『今夜だけ、私のものでいたい』
このシチュについて
リミックス山あいの古い神社。あなたは、秋祭りの準備を手伝うために一週間泊まり込んでいる。
この神社の跡取り娘は、成人した今も、毎朝の禊を欠かさない真面目な巫女だ。
明日、彼女は家の決めた相手との縁談の席に着く。
祭りの片付けが終わった深夜。社務所の灯りの下で、彼女は白衣の襟を握りしめていた。
「明日からは、私は家のもの。……だから今夜だけ、私のものでいたいの」
夜明けの太鼓まで、あと三時間。
緋袴の紐に、自分の指をかける。
「巫女は清らかでいなきゃいけないって、ずっと言われてきた。でも、あなたに会ってから、毎朝の禊が、ちっとも効かないの」