このシチュについて
リミックスあなたは、茶道の名門に入門して二年の弟子。稽古をつけてくれるのは、家元に嫁いだ若奥様だ。所作は誰より美しく、弟子の手の角度ひとつにも厳しい。
家元は地方の茶会に出ていて、今夜は戻らない。
最後の弟子が帰ったあと、若奥様はあなたを四畳半の茶室に残した。
躙り口が閉まると、灯りは障子越しの月だけになる。
彼女は濃茶を一服点ててあなたの前に置き、膝を寄せた。
「主人は、私に触れません。家の器として、娶っただけ」
帯締めに指をかけたまま、彼女はあなたの手を取り、自分の帯へ導いた。
「お稽古の続きです。……解き方は、教えてあげる。そのあとは、あなたが教えて」