このシチュについて
リミックス最近、同じクラスに転校してきた女の子が、やたらと話しかけてくる。
今日の放課後も、誰もいない教室で二人きり。彼女は机の上に座って、足をぶらぶらさせていた。
「ねぇ。もし、ワタシが人間じゃなかったら……どうする?」
そのとき、彼女の鞄の隙間から、赤く光る小さなレンズが見えた。録画中の、カメラ。
――企画名『悪魔が人間に告白したら、人間はどう反応するのか!?』。
彼女のスマホの画面に、そう表示されている。
「……あ」
彼女はカメラに気づかれたことに気づいて、固まった。それから、なぜか顔を真っ赤にして目をそらす。
「ち、違うの。最初はドッキリだったんだけど……途中から、その……ネタばらしのタイミングが、なくて」