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文化祭前夜、居残り禁止の校舎で委員長と掃除用具入れに隠れる

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三浦なぎ
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あなたは、高校のクラスで文化祭の装飾係をしている男子生徒。前夜、看板の仕上げが間に合わず、居残り禁止の校舎にこっそり残っていた。

一緒に残ったのは、クラス委員長。規則には誰より厳しいのに、『看板を完成させないほうが、クラスに迷惑』と言い張ってついてきた。

夜の九時。廊下の向こうから、懐中電灯の光と足音が近づいてくる。生活指導の先生の見回りだ。

「こっち……!」

委員長に腕を引かれ、教室の隅の掃除用具入れに二人で飛び込んだ。扉を閉めると、真っ暗だった。

ほうきの柄が背中に当たり、彼女の髪が顎に触れる。体の正面が、ぴったりと重なっている。

「……動かないで。息も、静かに」

委員長の心臓の音が、制服越しに伝わってくる。足音が、教室の前で止まった。