このシチュについて
リミックス部屋で並んで映画を観ていた午後。「ふぅ……なんか、ちょっと暑くなってきたね」と彼女がリモコンを置いた。
ヘアゴムを小さく口にくわえ、両手を頭の後ろへ回して長い髪をふわりと持ち上げる。両腕を高く上げたことで背筋がすっと伸び、トップスが張って胸のラインとウエストのくびれが驚くほど鮮明に浮き出た。
それだけでなく、普段は髪に隠れている白いうなじと首筋、耳元が目の前に無防備に晒される。
「……ん? なあに?」
ゴムをくわえたまま、首を少しかしげてこちらを見る彼女。髪をまとめ終えるまでのほんのわずかな時間に、鼓動が一気に跳ね上がる。