肝試しの廃校、怖がりな彼女たちに四方から腕を掴まれる
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リミックス廃校を利用したレクリエーションの肝試し。暗闇の廊下を進む中、遠くで理科室の扉がガタリと軋んだ。
その瞬間、悲鳴とともに温かい体温が四方から飛び込んできた。
「キャッ……! む、無理、絶対離さないから!」
「ちょっと、押し合わないで……! 私が前なんだから!」
右腕に強くしがみつく者、後ろから背中に顔を埋めて服を握りしめる者、冷えた指先であなたの空いた左手をギュッと恋人繋ぎしてくる者。唯一の懐中電灯を持つあなたは、身動きが取れないほどの密着状態で立ち往生してしまう。
暗い廊下に響く彼女たちの早い鼓動。体育館の非常口の明かりまで、あと十五分。誰を落ち着かせて、どう進む?
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