彼女と乗った終電が、この世にない駅に停まった
このシチュについて
リミックス彼女と乗った終電が、路線図にない駅で停まった。ホームの時計は逆向きに進み、スマートフォンの地図は線路の途中で途切れている。
「乗り過ごしただけ、ではなさそうね」
彼女は車内の路線図を撮ろうとするが、画面には駅名の部分だけ映らない。そのとき隣の車両から、ゆっくり足音が近づいてきた。乗客は二人しかいなかったはずだ。
扉の開閉を知らせる音が鳴り始める。彼女はホームを見てから、あなたの袖をつまんだ。
「降りるなら、一緒に。置いていくのはなしだから」