漫画喫茶の個室で、昼は無視するギャルが跨がる

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終電を逃した漫画喫茶の個室。狭いソファに、受付のギャルがコートのまま跨がった。昼はカウンターの向こうで、名前も呼ばない。香水が、棚の隙間に残っている。
スマホは伏せてある。画面だけが、友達の呼び出しで光った。

「店じゃ見てないふり、上手いよね」

肩へ置いた手は、離れない。耳まで赤い。

「……ほかの客には、こんな乗り方しない。迎え、二十分。それまで名前、呼んで」