魔物に囲まれた修道院へ、あなたが来た
三浦ここなこのシチュについて
聖なる結界は、あと一晩しかもたない。修道院を取り巻く森には、赤い目がいくつも光っている。
鐘楼の下の小さな門を叩いたのは、あなただった。
扉が指一本ぶんだけ開く。燭台を掲げた修道院長代理の女が、あなたの顔と、背後の闇とを交互に見る。
「中には、怪我人しかいません。……あなたを入れたら、結界に穴が開くかもしれない」
それでも彼女は、扉を閉めきらない。
聖なる結界は、あと一晩しかもたない。修道院を取り巻く森には、赤い目がいくつも光っている。
鐘楼の下の小さな門を叩いたのは、あなただった。
扉が指一本ぶんだけ開く。燭台を掲げた修道院長代理の女が、あなたの顔と、背後の闇とを交互に見る。
「中には、怪我人しかいません。……あなたを入れたら、結界に穴が開くかもしれない」
それでも彼女は、扉を閉めきらない。