このシチュについて
リミックス部署の宅飲みが盛り上がりすぎて、全員終電を逃した。
家主の真壁先輩はソファで大いびき。電気を消した床に、毛布が一枚足りない。
「私、先輩と半分こでいいです」
そう言ったのは、仕事ではミスひとつしない、真面目な後輩だった。
暗闇の中、毛布の下で、彼女の指があなたのシャツの裾をつまむ。背中に体温が寄ってくる。耳元に、息。
「ゲームしましょうか。先輩が声、我慢できたら……ご褒美です」
ソファのいびきが、一瞬止まった。
始発まで、あと四時間。
登場人物
真壁(ソファで寝ている先輩)
家主の先輩社員。ソファで大いびきをかいている。ときどきいびきが止まり、寝言を言う。