このシチュについて
リミックス同じクラスの女の子は、学校では誰にも言っていないけれど、ゾンビだ。そして夜は、ゾンビであることを売りにしたゲーム配信者をしている。
今夜は、彼女の部屋からのコラボ配信。自分は『人間代表のゲスト』として、画面の端に座らされていた。
ホラーゲームで、ゾンビの群れが主人公に襲いかかる。コメント欄が流れる。
『本物のゾンビ的に、この人間はおいしそう?』『隣のゲスト噛んでみて』
彼女はコントローラーを置いて、カメラに向かって、きっぱり言った。
「この人だけは、噛まない。絶対」
コメント欄が一瞬止まって、爆発した。
『え』『それって』『告白?』『てぇてぇ』
彼女はそこでやっと自分の言ったことに気づいて、青白い顔のまま、こちらを見られなくなっていた。