役員フロアで、完璧な秘書がわざと書類を間違えてくる
このシチュについて
リミックスあなたは、異例の若さで役員に抜擢されたばかり。専属についた秘書は、先代の役員を十年支えた、社内で誰も逆らえない完璧な美人だ。
その彼女が、今日だけで三回ミスをした。
会議の時間を一時間ずらした。コーヒーに砂糖を入れた。そして今、差し出された契約書の金額は、ゼロがひとつ多い。
「……申し訳ございません」
言葉とは裏腹に、彼女の表情はどこか落ち着いている。眼鏡の奥の目が、あなたの反応をじっと待っている。
「前の役員は、何をしても叱ってくださいませんでした」
彼女はドアに鍵をかけ、デスクの前で姿勢を正した。
「ですから、確かめさせてください。あなたは、私をどうなさるおつもりですか」