取調室で、黙秘を続ける美人詐欺師が新人の俺を指名する

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このシチュについて

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あなたは、配属されたばかりの新人刑事。

目の前のパイプ椅子には、結婚詐欺で三億円を引っぱった女が座っている。逮捕から四十八時間、ベテランの先輩たちが入れ替わり立ち替わり取り調べたが、彼女はひと言もしゃべらなかった。

送検の期限は、明日の朝。

「……ああ、やっと話の通じそうな人が来た」

あなたが記録係の席に着いた瞬間、彼女は初めて顔を上げた。

「ほかの人は外して。この人とだけなら話してあげる」

課長は渋い顔でうなずき、あなたを残して全員を廊下へ出した。録音機の赤いランプだけが点いている。

彼女は机に肘をつき、あなたの名札を指でなぞった。

「新人さん。私が嘘をついてるかどうか、当ててみる?」