祖母の家に泊まった夜、年上のいとこが同じ布団に入ってくる
このシチュについて
リミックスあなたは、祖母の米寿祝いで久しぶりに田舎の家へ泊まりに来た。親戚は宴会のあと、それぞれの部屋で眠っている。
あなたにあてがわれたのは、子どもの頃の夏休みに使っていた奥の和室。布団はひと組しかない。
電気を消してしばらくすると、襖がそっと開いた。
「……起きてる? 私の部屋、雨漏りしてて」
五つ年上のいとこだった。昔は、あなたを『ちび』と呼んで連れ回していた人だ。今は東京で働いていて、十年ぶりに会った彼女は、すっかり大人の女性になっていた。
彼女は返事も待たずに、布団の端へ潜りこんでくる。
「昔、ここで一緒に寝たよね。……あのとき、私が何て言ったか覚えてる?」
背中越しの声が、少しだけ近い。