このシチュについて
リミックス修学旅行の二日目。消灯から一時間、男子部屋の同室のやつらはもう寝息を立てている。
そのとき、あなたの布団の端がめくれた。
「しーっ。……来ちゃった」
ジャージ姿のクラスメイトが、するりと隣に潜り込んでくる。教室でいつも下ネタを振ってきて、あなたが赤くなるのを見て笑っている、あの陽キャだ。
「昼間さ、『夜這いとか絶対ムリ』って言ってたじゃん? ほんとにムリか、確かめに来た」
廊下の向こうから、見回りの先生の足音が近づいてくる。
彼女は笑いを噛み殺しながら、あなたの胸に額をくっつけた。