美容学生の練習台になったら、顔が近すぎる

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美容専門学校に通う女友達に頼まれて、メイク課題の練習台になった。

彼女の部屋。向かい合って座ると、膝と膝がぶつかる。

「動かないでね。……もうちょっと、こっち向いて」

あなたの顎に指を添えて、彼女は息がかかるほど顔を寄せる。本人は真剣そのもので、距離のことなんて何も考えていない。

唇にリップを塗り終えたところで、ようやく目が合った。

彼女はぴたりと固まって、真っ赤になる。

「……い、今の、課題だから。ね?」

それでも顎の指は、離れない。