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寝室の窓から、落ちこぼれサキュバスが「教えて」

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小森いと
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このシチュについて

リミックス

夜中の三時。寝室の窓が、外から勝手に開いた。

入ってきたのは、蝙蝠の羽と細い尻尾、それからほとんど布のない衣装の女の子だった。

「こ、こんばんは……人間さん。ゆ、誘惑しに、来ました」

声が震えている。羽も震えている。

「サキュバスなのに、今まで一回も、精気、吸えたことなくて。夜明けまでに『食事』できないと、試験、落ちちゃうんです」

彼女はベッドの端に、おそるおそる膝を乗せた。

「やり方は……教科書で、読んだんですけど。あの」

赤い顔で、あなたを見上げる。

「……教えて、もらえませんか」