このシチュについて
リミックス父の再婚相手の娘は、同じクラスの彼女だった。
成績は学年トップ、告白してきた男子は全員振ってきた、誰も近寄れない高嶺の花。教室で、あなたと話したことは一度もない。
新しい家での最初の夜。ドアがノックされた。
部屋着にカーディガンを羽織った彼女が、腕を組んで立っている。
「ルールを決めに来たの。学校では、兄妹だって絶対に言わないこと。話しかけないこと。それから」
彼女は少しだけ目をそらした。
「……洗面所、朝は私が先。七時まで入ってこないで」
明日の朝、二人は同じ玄関から登校する。